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磁気探傷検査( MT [Magnetic Particle Testing] )
漏えい磁界によって、試験体の表面及び表面近傍のきずを磁粉模様として検出する方法です。
磁気探傷検査(MT)とは
磁化器により試験体に投入した磁束は、磁束を遮るようなきずがあると、漏えい磁束として空間に漏れ出ます。
この漏えい磁束によってきず部は小さな磁石の状態になり、強磁性粉末である磁粉を適用すると、磁粉はきず部に集まり健全な部分とは異なるコントラストをもつ磁粉模様が現れます。磁気探傷検査はこの磁粉模様を観察し溶接のきず等の異常部を検査する方法で、試験体表面及び表面近傍にあるきずを検出することができます。
尚、磁気探傷検査は、磁石に強く引き付けられる鋼のような強磁性体にしか適用できません。
(例としては、SUS304のようなオーステナイト系ステンレス鋼には適用できません。)
主な適用例
・貯槽タンク溶接部の検査
・各種プラント設備の製造時検査並びに保守検査
使用機材の一例